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【がん・医療保険は何故売れる?】 |
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●消費者のニーズ 消費者側から見れば、高年齢化により長生きのリスクが増大していることに加えて、人口減により公的な医療保障に対して不安が高まっていることが、「がん・医療保険」に目が向く大きな理由だと思われます。 大型の死亡保障に対するニーズは相対的に減っており、保険は「遺族のため」という考えから、「自分自身の闘病費用(医療費準備)のため」として考えられる傾向が高まっています。 ●保険会社側の事情 がん・医療といったいわゆる第三分野の保険は、少し前までは外資系の保険会社にのみ販売が認められていましたが、保険の自由化により国内の保険会社にも販売が認められるようになり、各社とも積極的に販売に乗り出しています。 国内の大手生命保険会社は、本音では大型の死亡保障の販売を推進したいと言う思いがあるものと思われますが、死亡保障の市場が飽和状態にあり、収益の確保を図るためには、この分野での出遅れが許されない状況にあります。 また、スタンダード&プアーズ等の信用格付機関が発表する生命保険会社の格付(AAなど)に、医療保険分野への取組状況が反映されるようになって来ており、このことも各社が「がん・医療保険」の販売に力を入れる理由の一つになっています。 ●上記による影響 保険会社が新商品を続々投入し、選択の幅が広がることは大変喜ばしいことですが、一方で販売する保険会社の数、商品数が沢山ありすぎて、どれを選んだら良いかの判断がつきにくくなっています。 がん保険・医療保険には基本的に下取り(転換)制度がありませんので、一度加入したら長くその保険を続けるのが一般的です。 保険会社は新商品を続々と開発しており、それなりの信念を持って加入しないと、すぐに自分の加入している保険が陳腐化したものに感じられる可能性があります。 良いと思われる商品を買うには、当然それに見合っただけのコストがかかります。新しい商品が全てに優れていると言うことはほとんどありません。 「何故この保険に入るのか」というコンセプトをしっか持って加入すれば、新しいものが出てきても、目を奪われることは少なくなるはずです。 当サイトでは、「がん・医療保険」をどのような考えで選んだらよいかを解説していますので、よろしければ参考にして下さい。 |
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