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【手術名の書き方には注意が必要!】 |
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●給付金を請求する前に支払に該当する手術名かを確認しましょう! 診断書に記載された手術名が、生命保険会社で規定している手術名と異なる場合は、同じような手術であっても手術給付金が支払われないことがあります。 このようなケースを防ぐには、病院に診断書を取りに行く前に生命保険会社(出来れば支社か本社)に連絡をし、自分の受けた手術の内容(どこの部位でどのような手術をしたのか)を伝えて、それに関するどの様な手術が支払対象になっているかを事前に調べることが大事です。 そして病院に行った際には、医師に給付金が出るといわれた手術名を伝え、その手術名で診断書を書いてもらえるか確認をしましょう。 ●悪性新生物(がん)の場合は特に注意! 行った手術が「がん」の治療を目的としたものであるかどうかで、給付金の額が違うことがあります。 具体的には、「悪性腫瘍根治術」と診断書に書いてあるかないかで、給付の倍率(手術給付金の支払金額は「入院日額×手術名ごとの倍率」で決まる生命保険会社が多いです)が異なったり、極端な例では支払われるか支払われないかに影響することさえあります。 特に昭和62年ごろより前に加入した保険では、上記のようなケースがかなり沢山あるようです。 がんを治療するための手術であれば、診断書に「悪性腫瘍根治術」と記載してもらった方が無難です。 ●さいごに 生命保険会社の不払いが社会的な問題になりましたが、そのほとんどは契約者から請求自体がなかったものや、診断書から給付対象と読み取れなかったものです。 折角高い保険料を払って万一の場合に備える保険ですから、もらえるものはきっちり受取りたいものです。 診断書の書き方一つで手術給付金の受け取り金額が大きく異なる(あるいは本来受取れるはずなのに受取れない)ことがあります。 手術給付金を請求する際には、保険証券をよく確認したうえで、是非慎重に手続きを行うようにして下さい。 |
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